CAN Newsletter June 2007

CiA CAN Newsletter
2007年6月号:車両ネットワーク特集(オフロードビークル)

(c) 2001 - 2007 CAN in Automation (CiA). All rights reserved.



トピック
  1. Bauma review: 建機やマイニングマシーンにおけるCANの普及
  2. 雪上車におけるCAN/J1939制御
  3. ハイブリッドトラックにおけるJ1939制御

主要な記事



トピック


【トピックの抜粋翻訳】

1. Bauma review: 建機やマイニングマシーンにおけるCANの普及

ミュンヘンで開催されたBauma 2007は、世界最大級の建機のトレードショーであり、業界のトレンドを作り様々な記録を塗り替えるイベントでもあります。48の国から約3100社が出展し過去最大規模となりました。
Controller Area Network (CAN) は、オフロードビークルのネットワークデバイス制御に多くのメーカーが採用しています。また、CANをベースとした上位層プロトコルであるCANopenやJ1939、およびそれらの派生規格も多くの建機やマイニングマシーンに普及しています。
(例:ISO11992 truck/trailer interface, ISO 11783, NMEA 2000)

Baumaは、多くの企業がそれぞれ最新のCAN関連開発を発表する機会でもあります。 記事の本文では下記の様なアプリケーションやデバイスが紹介されています。
  • 高所作業車の昇降システム
  • オフロードコントローラ
  • バルブコントローラ
  • ワイヤレスレシーバとCANブリッヂ
  • GSMとGPRSによるCANデータ通信
  • PDA用CAN
  • J1939-ISO11783コネクタ
  • ISO11992-1 トラック/トレーラ コンバータ
  • CANジョイスティック
  • CANopen/J1939コントローラジョイスティック
  • CANopen対応デジタルバルブ
  • I/Oコントローラ
  • インクリノメータ
    など

このページのトップへ

2. 雪上車におけるCAN/J1939制御 (Kässbohrer/Vector Informatik)

ウインタースポーツを趣味としている人には馴染みの深いアプリケーションでしょう。
"The slope groomers":スキーゲレンデのスロープを均したり山小屋に物資を運んだり怪我人を麓へ搬送したりするための、クローラー駆動型雪上車両です。
それらは単にクローラー車両に特殊機器を装着しただけの車両ではなく、重作業を行う車両を用いて非常に効率良く作業できる様に設計された製品です。
車両の電子制御は、それらの車両の驚くべき能力の実現に欠かせない役割を担っています。
この記事では、その車両内部のネットワークについて述べられています。


この記事は、Kässbohrer社のMr Peter Betz, Markus Horman, そしてVector InformatikのBusiness Development ManagerであるHans-Werner Schaalが共同で書いています。
ご興味がございましたら、詳しくはベクター・ジャパンのオープンネットワーク部までお問い合わせ下さい。

このページのトップへ


3. ハイブリッドトラックにおけるJ1939制御

Peterbilt Mortor社の中型ハイブリッドトラックModel 335のトラックとボディのネットワークはJ1939で制御されています。
このインターフェイスはボディから油圧機器への要求を検知し、自動的にハイブリッドシステムと接続させます。
満充電の状態でパワーテイクオフ(PTO)は約25分使用でき、車両は自動的にディーゼルエンジンを始動してハイブリッドバッテリーを3分で再充電します。これはつまり、1時間足らずディーゼルエンジンを回しただけで8時間PTOを使用できることになります。
このトラックは、Eaton社が開発したパラレルハイブリッドシステムを採用しています。
一つのパラレルハイブリッドシステムに一つの電気モーターが搭載されており、燃費を向上させるためにディーゼルエンジンのトルクを補っています。
このシステムは、制動中に"regenerative braking"と呼ばれるプロセスでエネルギーを貯め、それを加速などのために再使用します。
また、アイドリングの間にエネルギーを貯め、PTOの動力などに使用します。
Peterbilt Motor社のチーフエンジニアLandon Sproull氏は「ハイブリッドモデル335は、走行時と停車作業時を通じて30-40%の燃料低減を期待します。」と述べています。

このページのトップへ

主要な記事


【アプリケーション】
  • 雪上車におけるCAN/J1939制御 (Kässbohrer/Vector Informatik), page 12
  • ハイブリッドトラックにおけるJ1939制御 (mm), page 16
  • ボート用エンジンのCAN制御 (Volvo Penta), page 16


このページのトップへ

【デバイス】

  • Bauma review , page 6
  • CAN/J1939対応HMIによる運転席の変化 , page 18
  • Volkswagen社のトラックにおけるJ1939制御の例 page 20
  • CANopen対応コンパクトPLC一覧 , page 26
  • ステンレススチールハウジングの堅牢なエンコーダ (BaumerIVO), page 28
  • CANopen対応小型モーションコントローラ (faulhaber), page 60
  • DeviceNetとCANopenのモーションコントロール (ABB), page 62
  • CANopen対応プログラマブルコントローラ (Schneider Electric), page 64


このページのトップへ

詳しくは、CiAのWebサイトまたはCAN Newsletterの本文をご覧下さい。
http://www.can-cia.org/index.php?id=399&L=2

© 2006-2008 Vector Japan. 最終更新日: 2008-02-07

Add page to favorites

このページはお役に立ちましたか?        

CiA CAN Newsletter