CANopenは、商用車および各種制御装置、測定システム、医療機器、鉄道、船舶などさまざまな分野に応用されている、CANベースのオープンな通信プロトコルです。つまり、高度な柔軟性と高速なデータ送信が必要とされる分野にまさに適していると言えます。その通信仕様は、多くのデバイス メーカーおよびユーザーの経験を基に作成され、CiA (CAN in Automation) で管理される標準規格となっています。 CANopenのEDS (Electronic Data Sheets) はProfibus GSDに似た標準化されたデバイス記述ファイルです。これらのファイルを使用することにより、プロジェクト プランニング、コンフィギュレーション、解析ツールをメーカーに依存しないで利用できます。CiA CANopenコンフォーマンス テストを通過させるには、適切なEDSファイルが必要です。
特徴/優位性
CANedsは、EDSファイルの作成/編集および文法チェックのためのツールです。面倒でミスを犯し易いテキストエディタでの EDSファイル作成作業は、CANedsを使うことでもう必要ありません。CANedsを使用することで、デバイス ベンダーや、システム インテグレータの、CANopenコンフィギュレーション作業をスムーズに進めることができます。
CANedsには、以下の機能があります:
- 新規EDSファイルの作成
- EDSファイルの変更
- EDSファイルのテスト
- 半自動で生成したEDSファイルを使用してデバイスをスキャン
EDSファイルは、CANopen標準オブジェクト リストとCiAが提供するオブジェクトごとのアトリビュート情報を利用することで、簡単に作成/修正を行うことができます。 CANedsは、EDSファイルをツリー構造とアイコンで視覚的に分かり易く表示します。(スクリーンショットを参照)。ユーザーは、CANopen標準オブジェクト リストから必要とするエントリをドラッグ&ドロップで自分のEDSツリーに追加します。デフォルト値から外れているオブジェクト ディクショナリのエントリには、赤の感嘆符記号が付きます。
バージョン3.3の新機能
XML形式のEDSファイルのサポート
- CiA311に従って作成された新しいEDSファイルが、XML形式で保存できるようになりました。CANedsは、XML形式のEDSファイルとDCFファイルをサポートします。
EDS/DCFファイルの変換
- 既存のEDS/DCFファイルを別の形式に変換できます。CANedsでは、以下の変換ができます。
EDS (Electronic Data Sheet) からXDD (Device Description) への変換、DCF (Device Configuration File) からXDC (Device Configuration) への変換、EDSからDCFへの変換。
EDSファイルのチェックツールCANchkEDS
CANedsには、EDSファイルのチェックツールCANchkEDSを含んでいます。CANchkEDSは、CiA CANopen仕様 DS-306:"EDSファイル仕様"に適合しているかのチェックができます。
こちらからダウンロードできます。
詳しい情報は、データシート(PDF)をご覧ください。